よつかいどう和棉ばたけさんの農園での実習<第5回>NEWS & TOPICS
NEWS山﨑 寿美子
よつかいどう和棉ばたけさんの農園での実習 第5回
2022年8月4日
8月4日(木)は、猛暑が続いた後の久しぶりの降雨となりました。畑に行けるかどうか心配でしたが、7月の実習は教室でコースターづくりをさせていただいたので、棉を見るのは2ヶ月ぶり。作業は無理でも棉の様子を観察するだけでもできたら、という思いで、畑に行かせていただきました。すると、畑に向かう頃には雨があがったので、棉の状態を見ながら、草刈りと土寄せも体験することができました。
鋤簾(じょれん)の使い方を学ぶ
鋤簾を使って草刈りと土寄せの体験
棉は根本に近いほうから徐々に開花していました。洋棉である緑棉は上向きに、和棉である伯州と茶棉は下向きに咲きます。色は、緑棉が白色や濃いピンク色で、和棉はクリーム色です。同じアオイ科であるオクラの花に似ています。
緑棉(洋棉)の花
伯州(和棉)の花
昨年度は8月に実習ができなかったので、開花したての頃の様子を見たのは今回が初めてでした。学生たちも、腰をかがめながら棉の様子を観察していました。なかには花が終わって結実しているものもありました。
結実した緑棉