よつかいどう和棉ばたけさんの農園での実習<第4回>NEWS & TOPICS
よつかいどう和棉ばたけさんの農園での実習 第4回
2022年7月14日
2022年7月14日(木)は、雨の予報でしたので、畑作業ではなく本学の教室でコースターづくりを行ないました。和棉ばたけの皆さんにお越しいただいて、実習が始まりました。四街道市内の職人さんに注文して作られたという木製の織機を使って、横糸に和棉を織り込んでいきます。
コースターづくりはもちろん、こうした手仕事は初めてという学生たちばかりなので、はじめは、どうやったらよいのだろう、難しそうだなという面持ちでしたが、和棉ばたけの皆さんが一人一人に丁寧に教えて下さったおかげで、徐々に感覚がつかめ、無心になって手を動かしていました。
みんなで手仕事をする良さの一つは、おしゃべり。気持ちを落ち着けて手を動かしながら、和棉の生育のこと、活動のこと、そして一人一人の日常のことなど、自然に話が続きます。
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参加した学生たちの感想を紹介します。
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今回の実習は平織りのコースターづくりをしました。その中でわかったことが3つあります。1つ目は手仕事の楽しさです。その楽しさにはいくつも種類があって、地道にコツコツ作業を進めることの楽しさや作業しながらする会話の楽しさ、作るモノが完成に近づいていくときに感じる楽しさなど様々です。
2つ目は、手で作った和綿製品と機械で作った和綿製品との違いです。それぞれ違った良さがありますが、手で作った和綿製品は機械で作った和綿製品と比べてぬくもりが感じられると思います。
それから、手で作った和綿製品は制作者によって完成形に違いがでるところも面白いと感じます。
また、機械で大量生産した製品よりも、多少時間をかけても自分の手で作ったものというのは愛着が沸きます。そこが手仕事の良さであると思いました。(Fさん、3年生)
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何かを作ることが人よりも苦手だったので少し不安でしたが、やり方が単純で私でも楽しめて作業に取り組めました。無心になれることってなんだろうって思ったことがありましたがコースターづくりは無心になれました。時間があっという間に感じました。(Yさん、2年生)
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今日のコースターづくり、楽しめました。コースターのサンプルを見たとき、とてもかわいいと思いましたが一度も作ったことがないので、なかなか難しそうだと感じました。でも、始めてみると、少し難しいですが、だんだん慣れてきました。小さく見えるけれど、初めてなので作るのに時間がかかりました。
慣れればもっと早く作れるかなと思います。自分でコースターを作れると、とても嬉しいです。こんなに面白いコースターづくりをやらせていただいて、有難うございました。(Hさん、2年生)
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コースターを作る体験はとても面白いと思いました。
私は初めて作りました。
これまでは全く見たこともなく、道具を見たとき、作るのがとても複雑なのではないかと感じました。
しかし、作っているうちにリラックスできて、ちっとも退屈ではなかったので、意外と好きなように思います。これからセーターを編んだり、マフラーを編んだりすることにも興味を持ちました。(Mさん、3年生)
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コースターづくりは私にとって初めての手仕事で、これまでこのような小物がどのように作られているのか気にしたことがなかったので、とても珍しかったです。
作る過程はとても面白くて、和棉ばたけの皆さんも優しくて、うまくできないと辛抱強く助けてくれました。
とても楽しかったですが、完成するまで3時間近くかかったので、疲れも感じ、手仕事は難しいのだなと思いました。(Rさん、2年生)
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とても素敵な木製の織機
織り方を教えて頂く
完成したコースター