履修の流れ・授業計画

履修の流れ

時間割表

授業科目、授業の方法及び内容並びに年間の授業計画

2025年度以降入学者

授業科目の構成

授業科目は共通教養科目、情報・キャリア支援科目、専門科目、卒業研究科目で構成されています。

卒業要件単位数は124単位です。ただし外国人留学生は上記の科目以外に、卒業要件単位には含まれない「外国人留学生日本語支援科目」を履修します。
 

1.共通教養科目

  • 01 基盤形成科目(12単位必修)

     人間文化学部はリベラルアーツ型の教育を志向し、その上に専門科目が用意されています。基盤形成科目は高校までの学習と大学での学修の橋渡しをするブリッジ科目であり、どのような専門的な学修にも不可欠の学びとなっています。

  • 02外国語科目(8単位)

    英語、中国語から選択し、履修します。なお、外国語科目については、母語を選択できません。

  • 03ウェルネス科目(2単位)

    スポーツに興味を持たせ、健康に関心を向けさせるための科目が用意されています。

2.情報・キャリア支援科目(6単位必修)

  •  情報・キャリア支援科目は大別して、コンピュータ系の科目とキャリア支援系の科目の2種類が用意されています。
     
     コンピュータ系の科目では、コンピュータリテラシーを基礎から学び向上させ、高度化する情報社会に適応できる技能の習得を目指す。基盤形成科目の情報基礎演習の履修をさらに発展させるための科目が設けられています。
     キャリア支援科目では、就職活動や資格取得に必要な科目が用意されています。キャリア形成への準備や学習の方法として仕事と人生、キャリアデザインⅠ・Ⅱ、秘書資格科目などの科目が設けられています。

3.専門科目

  •  専門性を深めるための学びとして、専門科目が用意されている。専門科目は以下の履修モデルに沿って学ぶと、その体系性が深まります。また専門科目では体系性を重視して、導入科目(10単位以上)、基幹科目(12 単位以上)、発展科目(8 単位以上)に区分した。
     現在、本学で用意されている履修モデルは下記の 15 モデルである。

  • モデル① 「ちばについて学び、ちば愛を育む」

     愛国学園大学が立地する千葉は首都圏にあり、開発が進みながらも豊かな自然に恵まれ、魅力にあふれている。このような千葉を学び、千葉への愛着を深め、これからの千葉を担うことができる知識やスキルを身につける。

  • モデル② 「世界のいまを学び、グローバルに活躍する基礎を養う」

     これからの世界は、国の内外でグローバル化が進んでいく。そのような時代のなかで 求められるのは、「幅広い教養」になる。本履修モデルでは、そうした幅広い教養を身 につけることが、目標となる。

  • モデル③ 「観光を元にして地域や社会について考える」

     観光は主体、客体、媒体のそれぞれの観点からとらえることが出来る。そうした複数 の視点を身につけることにより、問題を発見する能力を養う。さらに、観光現場に赴き、 課題解決方法を提案できる力をつけると共に、それを表現出来るようになることを目指す。

  • モデル④ 「日本語教師に必要な知識を学ぶ」

     日本語を通して、グローバルな視野を持つと同時に豊かな教養と人間性を備えること ができる。また、多様な言語や文化に対して、関心と理解を持つことができ、実践的な コミュニケーション能力も養うことができる。

  • モデル⑤ 「心理学をしっかりと学ぶ」

     自分自身や対人関係などについての理解を深め、対人コミュニケーションについての 知識やスキルを身につける。また、人の様々な特徴や行動を調査実験する手法を学び、 得られたデータを分析し、結果をまとめ報告するスキルを身につける。

  • モデル⑥ 「心理学と援助の知識を学ぶ」

     子どもの心のケアや生活についてのサポート、またそれらに関する実践的な経験を深 めることを通して、援助のための幅広い知識を身につける。また、様々な職種や立場の 人々と連携や協働するためのコミュニケーション力を身につける。

  • モデル⑦ 「人々の暮らしや生活を学ぶ」

     多様な価値観や文化への理解を深め、他者とのコミュニケーションや、食と健康を中 心とした生活の向上に役立つ知識や社会で活躍するための技能を身につける。また、暮 らしに関する情報を科学的に評価し、人々の健康に貢献できるよう、実践的な能力も身 につける。

  • モデル⑧ 「地域をデザインする人材になる」

     地域課題を発見し、経済的視点を踏まえて解決策を提案・実行できる、地域をデザイ ンする力の獲得を目指す。

  • モデル⑨ 「地域から世界まで幅広い視野を持ち、社会の問いに向き合い行動できる人間になる」

     グローバル化が進むなか、世界とつながりながら地域でよりよく暮らすためにはどう したらよいのか。地域社会のなかで考え、立ち上がった問いに向かって行動し、答えを 導き出す力を身につけることを目指す。

  • モデル⑩ 「社会に貢献するまちづくりの実践と未来の担い手になる」

     多様な人々と協働しながら、お互いに学びあい、育てあえるまちづくりを実現するた めの知識と技術を習得して、コミュニケーション力やファシリテーション力を身につけ ることを目指す。

  • モデル⑪ 「これまでの人間の営みを学び、これからの社会を創造できる人間になる」

     わたしたちは過去の出来事に影響され、現代社会を生きている。同じようにわたした ちは未来の社会のあり方にも大きく関わっている。人間や社会について、歴史的に考え ることができる力を身につける。

  • モデル⑫ 「ICT(情報通信技術)の担い手となる」

     ICT に関わる学びをつうじて、情報化社会において欠かせない知識・技能を身につけ、それらを積極的に 活用することで、社会と文化の発展に貢献する人材になることを目指す。

  • モデル⑬ 「ビジネス・経営に貢献できる人材を目指す」

     ビジネスに関わる学びをつうじて、人間文化全般にわたる幅広い教養と専門的知識・技能および課題発 見・解決力を身につけ、自立した個人として、他者と協働しながら主体的に社会と文化の発展に貢献する 人材になることを目指す。

  • モデル⑭ 「アントレプレナーシップ(起業家精神)の基礎を身につける」

     従来の考えにとらわれず、自由な発想でアイデアを生み出し、さまざまな社会問題に積極的に関与しなが ら、地域社会に持続可能な価値を提供する力を身に着けることを目指す。

  • モデル⑮ 「会計・財務の専門的知識・技術を身につける」

     財務や会計に関する知識を活用しながら、経営戦略や市場分析、企業価値の向上といった経営者目線でビ ジネスの持続的な成長に貢献する人材になることを目指す。

4.卒業研究

  • 01人間文化演習(4単位必修)

     各専攻の専門科目を足掛かりにして卒業研究の準備をなす科目です。卒業研究科目は 専攻単位で開講されており、各専攻の狙いは下記のとおりです。
     なお卒業研究科目においては、原則として3年次に所属を決定した専攻で2年間学習します。

    • 日本理解専攻(Japan Studies)
       日本理解専攻は、世界における日本を理解するため、日本の言語と歴史、文化、事情に関する科目だけではなく、西洋、東洋を含む世界の地域と文化についての包括的な知識を得る科目も備えている。華道と茶道、さらにポップカルチャーを、日本文化理解の一環として実習し、日本を観光という視点からも多角的に学習できる。
       
    • 心理・生活専攻(Psychology & Life)
       心理・生活専攻では、生きていくなかで出会う様々な問題に対処するために、「心」と「社会」の仕組みを学び、活用するための科目を備えている。心理学、生活科学、福祉論の面から追求し、生活の豊かさの有り様について多角的に学習できる。
       
    • 地域共生専攻(Regional Studies)
       地域共生専攻では、法学や経済学、政策科学といった社会科学系科目が主に配置されているが、それにとどまらず、社会科学と関係の深い文化人類学や環境学に関する科目も配置されている。授業は、一般的な講義に加えて演習や実習もあり、地域を総合的に学習できる。
       
    •  ビジネス専攻(Business)
       ビジネス専攻には、企業と経営、会計、情報に関する理解を深め、情報通信技術を活かしたビジネスを学び、併せて実践的な技能を習得できる科目が配置されている。現代ビジネスを、経営・財務、ICT の面から多角的に学習できる。
  • 02卒業研究演習(4単位必修)

     人間文化演習を踏まえて卒業研究を行い、その成果として卒業論文を作成します。卒業研究演習では、そのための準備を行います。

  • 03卒業論文(2単位必修)

     卒業研究演習での指導により、卒業論文を作成します。卒業論文は本学の学びの集大成であり、4年次に発表会で概要を報告します。

2024年度以前入学者

授業科目の構成

授業科目は共通教養科目、専門科目、卒業研究科目で構成されています。

卒業要件単位数は124単位です。ただし外国人留学生は上記の科目以外に、卒業要件単位には含まれない「外国人留学生日本語支援科目」を日本語能力に応じて履修します。
 

1.共通教養科目

  • 01初年次教育科目(2単位必修)

    人間文化学部の概要と大学での学び方や大学生活の有意義な過ごし方について学習します。入学後、新入生が円滑に大学の授業に適応できることを目的とした内容で構成されています。

  • 02基礎科目(20単位必修)

    人間文化学部はリベラルアーツ型の教育を志向しており、幅広い教養を学ぶための科目が用意されています。2年次から各専門科目を学ぶ上での、4専攻に共通する基礎となる科目で構成されています。

  • 03第1外国語科目(8単位必修)

    英語で「読む、書く、聞く、話す」といった基礎能力を身につけ、同時に諸外国で英語を用いてコミュニケーションできるようになることを目指します。学生の英語能力の習熟度に応じたクラス編成を行うことによって、効果的な授業の進行が図られています。

  • 04第2外国語科目(2単位選択必修)

    中国語・スペイン語・日本語から1科目2単位を選択し、履修します。

  • 05コンピュータ科目(4単位必修+2単位選択必修)

    コンピュータリテラシーを基礎から学び向上させ、高度化する情報社会に適応できる技能の習得を目指します。コンピュータの基本操作(キーボード入力、ファイル管理など)と汎用的なオフィスアプリケーション(文書作成、表計算、プレゼンテーション)の利活用方法を学びます。

  • 06キャリア形成科目(4単位必修)

    就職活動や資格取得に必要な科目が用意されています。キャリア形成への準備や学習の方法としてキャリアデザイン、秘書資格科目などの4科目があります。

  • 07スポーツ健康科目(2単位必修)

    スポーツに興味を持たせ、健康に関心を向けさせるための科目が用意されています。

2.専門科目

学生は、「主専攻」の専門科目から40単位、「副専攻」の専門科目から24単位、「他専攻」の専門科目から10単位を修得しなければなりません。

「主専攻」の専門科目のうち6科目12単位は、科目が指定された専門必修科目となっています。
「副専攻」12科目24単位は、「副専攻」の専門科目から自由に科目を選択できます。
「他専攻」5科目10単位は、「主専攻」「副専攻」以外の専攻の専門科目から自由に科目を選択できます。

  • 01日本理解専攻(Japan Studies)

    この専攻を主専攻とする者は、日本文化論、日本語学概論Ⅰ、日本と西洋文化、日本とアジア、日本と国際社会、観光学Ⅰの計12単位が必修です。その他に、選択科目として28単位を履修します。

  • 02心理・生活専攻(Psychology & Life)

    「心」と「社会」と「自然」の仕組みを学ぶ専攻

    この専攻を主専攻とする者は、心理学概論、社会心理学Ⅰ、認知心理学、生活科学概論Ⅰ、食品機能学、社会福祉論の計12単位が必修である。その他に、選択科目として28単位を履修します。

  • 03地域共生専攻(Regional Studies)

    多文化が共生する地域社会の在り方を学ぶ専攻

    この専攻を主専攻とする者は、公共政策学、農業経済学、文化人類学、移民政策論、社会調査法、地域共生フィールドワーク実習の計12単位が必修である。その他に、選択科目として28単位を履修する。

  • 04ビジネス専攻(Business)

    情報技術を生かしたビジネスを学ぶ専攻

この専攻を主専攻とする者は、ビジネス情報学、情報資格演習、ビジネスモデル論、女性起業論、簿記論、マーケティング論の計12単位が必修である。その他に、選択科目として28単位を履修する。

3.卒業研究

  • 01人間文化演習(2単位必修)

    各専攻の専門科目を足掛かりにして卒業研究の準備をなす科目です。

  • 02卒業研究演習(4単位必修)

    人間文化演習を踏まえて卒業研究を行い、その成果として卒業論文を作成します。

シラバス

令和7年度(2025年度)

令和7(2025)年度入学者用

令和6(2024)~令和3(2021)年度入学者用

履修案内

令和7年度(2025年度)

学修の成果に係る評価及び卒業又は修了に当たっての基準

学修の成果に係る評価基準

学修の成果に係る規程

第1条 この規程は、愛国学園大学学則第32条第2項に基づき、学業成績判定に必要な事項を定める。
第2条 学業成績は、定期試験、臨時試験、レポート及び平常成績などを総合して判定する。
第3条 各科目につき、欠席回数が開講回数の3分の1を超える者については、その科目の学業成績は判定しない。
第4条 各科目につき、一度判定した成績は変更できない。
第5条 学業成績は各科目とも、 100点をもって満点とする。
第6条 学業成績判定の評価は、S、A、B、C、Dをもって表し、S、A、B及びCを合格とし、Dを不合格とする。
その区分は、次の通りとする。
S 100点~90点  A 89点~80点
B 79点~70点  C 69点~60点
D 59点以下
第7条 60点以上の学業成績評価を得た科目については、所定の単位を認定する。
第8条 不合格科目については、成績表には記載しない。
第9条 学業成績は、試験終了後成績表に記載し、交付する。
2 成績の記載は、評価で行う。
第10条 学業成績について疑義のある場合は、成績発表後1週間以内に限って照合に応じる。

GPA制度について