授業紹介「茶道演習」NEWS & TOPICS

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授業紹介「茶道演習」

本年度から新規開講した講義の様子を、受講生の感想も交えて紹介します。

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 「茶道演習」

日本理解専攻の選択科目です。講師は宮近千世子先生で、裏千家の作法を教えていただけます。講義では、学生が茶花を活けるところから始まります。このお花も先生のご自宅の庭で咲いている季節の花をお持ちいただいています。茶室の掛け軸に書かれた言葉、茶器や茶碗の柄などにも季節を感じることができ、実際にお茶をたて、先生が見立てた目にも美しいお菓子をお供にお手前をいただきます。
印象的だったのは、「お茶の道からは全てを学ぶことができる」という先生のお言葉でした。また、この道50年の先生から「私もまだ学んでいます、学び続けるのは大切なこと」「学んでいない人から学ぶのはつまらない」とのお話に大変感銘を受けました。お茶の道を15回の講義では教え切ることはできないけれど、少しでも若い人たちにお茶の楽しさを知ってもらいたいとのことでした。

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受講生の声:2年 趙 伊婷(中国出身)

茶道を最初に知ったのは、日本のアニメを通して見たときです。茶道はきっとおもしろいのだろうと思っていましたが、日本に来てからも茶道に触れる機会はありませんでした。大学の科目に茶道があることを知り、すぐに選択しました。今、茶道を通じて多くの新しい知識を得ています。例えば、茶道は宋の時代に中国から日本に伝わったことや茶道に用いる茶器のこと、「和敬清寂」という茶道の精神のことなどです。その中でも「和敬清寂」が特に印象に残っています。「和敬」には、主人と客の間の平和共存、相互尊重を感じます。「静寂」は茶室で感じることもできますし、清らかで上品で古風な香りの茶室には、塵世を隔絶し、心を清めるという意味も含まれています。 

外国人にとって、茶道を学ぶ過程は楽なものではありません。しかし、今学んでいる知識は、私のこれからの人生で意味のあるものになると思っています。私のように、茶道に触れる外国人がもっと増えることを望んでいます。

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