国立歴史民俗博物館を見学しました!NEWS & TOPICS

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国立歴史民俗博物館を見学しました!

去る5月14日、新入生を対象とした科目「人間文化入門」の授業の一環として、千葉県佐倉市にある国立歴史民俗博物館(歴博)へ行きました。
館内は時代に合わせて6つの展示室に分かれています。どの展示室も展示品が豊富で見どころが多く、学生たちは時々メモをとったり近づいて細部を確認したりと熱心に見学していました。以下、参加した学生の感想を紹介します。

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今まで、私は知識としてたくさんの歴史や民俗を学んできましたが、実際の歴史で使われていたものを見て、本当に使われていたということと、どうやって使われていたのかもわかってとてもよかった。特に第2展示室(中世)のところが記憶に残っています。私は元々書道をやっていたので、たくさんの書き物が見られたのがとても印象に残っています。
第1展示室(先史・古代)の場所では、とても古い土偶や土器などがとても印象に残っています。写真やイラスト等では見たことがありましたが、実際の形を見るのは初めてでとても嬉しかったです。第3展示室(近世)では、たくさんの模型が置いてあり、どんな建物だったのかなどがよく分かるようになっていました。模型が置いてあることで、どのような暮らしであるかが想像しやすくてよかったです。第4展示室(民俗)では、地域ごとの祭りの違いや言い伝えの違いが知れたのがとても面白かったです。第5展示室(近代)では、運動の音声のようなものが流れていて、どのようなことが起きていて何を訴えているかが分かりました。第6展示室(現代)では戦争の資料が多く、こんなことが少し前に起こっていたということを改めて実感させられました。
ほかにもたくさん印象的だったコーナーがあってとても楽しかったです。 

<近藤ひなた>

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私が今回の見学で特に興味を持ったところは、民俗の分野と先史・古代分野です。先史・古代分野は小学生で初めて歴史の勉強をしたときから興味がありました。私の住む成田市付近には古墳がたくさんあり、社会科の校外学習では「風土器の丘」へ行き、古墳や埴輪、土器などを見学したことを思い出しながら、歴博でも縄文土器、高床倉庫を興味深く見ました。民俗分野は、妖怪や民俗学を扱った本を読むのが好きなので、歴博でも楽しく見学しました。特に「現代の家族像」が面白かったです。
歴博には子どもの頃から何度も訪れているけれど、今回は久しぶりだったこともあり、また、展示資料も以前と違っていたものもあったりと、とても楽しく見学しました。見学したことで、また歴史を学びたい、縄文時代の遺跡や歴史的な文化財などを訪れてみたいと思いました。

<野原優衣>

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人間文化入門の授業として国立歴史民俗博物館に行きました。友だちと一緒に楽しく見学しました。説明などで理解できないことは友だちに聞いて教えてもらいました。今まで見たことがなかったいろいろなことを知ることができました。
歴史民俗博物館の雰囲気はとてもよかったです。私はそこでの歴史と文化の細かな研究と追跡にとても興味を持ちました。日本にある伝統的なものが多く展示されているだけでなく、日本と関連のある他国の展示もありました。昔のいろいろなことと現代を比べ、現代日本や世界に与えた様々な影響について知りました。
また、今回の見学では、昔の人々がどんな生活をしていたかを見ることができたのがとてもよかったです。その写真もたくさん撮りました。興味深かったのは中世の歴史で、約1000年前の平安時代の貴族の家の様子です。そのほか、昔に使われていた漢字で書かれた資料や縄文時代の食事情も興味深かったです。
とても気持ちよく見学し、充実した1日でした。

<カトリ ススマ>

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