産業まつりに出展NEWS & TOPICS
2023年11月11日(土)、12日(日)に、第46回四街道市産業まつりが開催され、本学は、昨年に引き続き、四街道市環境経済部廃棄物対策課と協同で「使い切り料理」を出展しました。
今年度の「使い切り料理」は、玄米を精米する時に出る米ぬかを使った「米ぬかマフィン」。学生たちが有志で集まり、粉類を小麦粉にするか米粉にするか、粉類と米ぬかの配分はどれくらいが良いかなど、試行錯誤を重ねました。
日替わりシェフの店さくらそうの毛見文枝さんや市役所の方々にも立ち会っていただいて試作をし、粉類は米粉を使うことにし、米ぬかの配分量も決めました。また、米ぬかには独特の匂いや食感があるので、使う前に炒ったり、サツマイモを加えてみることにしました。
米ぬかは市内の農家、栗山さんから、米粉はJAさんからご提供いただきました。サツマイモも、学生が市内の農家さんの畑にお邪魔して掘ったものをいただき、収穫するところから楽しませていただきました。
直前の準備は二日間。本番の前々日から、サツマイモを洗って土を落としたり、四街道公民館の調理室で米ぬかを炒ったり、サツマイモを切ったりしました。前日は、マフィンを焼いてラッピング。市役所の方々も応援に駆けつけてくださり、和気あいあいとした雰囲気の中で作業が進みました。そして、みんなの力が合わさって、400個ほどの米ぬかマフィンが出来上がりました。
産業まつり当日は、学生たちが一生懸命作ったマフィンをテーブルに並べて、お客様を待ちました。冷たい風の吹く寒い一日でしたが、私たちのブースにも多くの来場者さんがお越しになり、マフィンをお買い求めくださいました。学生たちも、市役所の方々と一緒に声かけをしたり、お客さんに商品を渡したり、積極的に活動していました。また、産業まつりには多くの方が出展されていて、学生たちが作業の合間をみて、他の出展者さんのブースにも足を運んで、まつりそのものを楽しんでいる様子も印象的でした。寒さで身体は冷え切っていましたが、米ぬかマフィンも無事に完売となり、みんな笑顔で喜び合いました。
ご協力いただいた四街道市役所の皆様、さくらそうの毛見様、農家の皆様に、心より御礼申し上げます。
(山﨑寿美子)