第8回目の講義・閉講式が開催されました:「令和4年度 市民大学講座(専門課程)」NEWS & TOPICS

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第8回目の講義・閉講式が開催されました:「令和4年度 市民大学講座(専門課程)」

3月27日(土)に第8回市民大学講座(専門課程)が開催され、本学 伏見 親子教授による「干支と暦注」の講義が行われました。

令和4年度市民大学講座は第8回で最後になります。四街道市民大学講座(専門課程)は、市内在住・在勤・在学の18歳以上の方を対象に、四街道市と共催して実施している生涯学習プログラムです。今年度は「日本<再>理解―観光、環境、言語、民俗の視点から」を総合テーマに12月~3月まで全8回開催されました。

講義終了後に執り行われた閉講式では、太田和良幸学長、四街道市教育委員会府川雅司教育長より、激励の言葉が述べられ、また、多くの受講生が修了証書を受け取られました。

受講生の皆さん、3ヶ月間お疲れ様でした。この講座で得た知識や情報が、日常生活のお役に立てれば幸いです。

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以下、伏見教授による第8回講義内容報告
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干支とは十干十二支のことで、明治になって太陽暦が採用される以前には、歳だけではなく日付にも、そして十二支は時刻、方位にも使われていました。暦注とは暦の中の注で、「今日は~の日ですよ」と、主に吉凶を伝えて人々に注意を促すものでしたが、巡り方には法則がありました。
講座では、前回講義した太陰太陽暦(旧暦)を振り返りつつ、十干と十二支の組み合わせの方法、陰陽五行説との関わり、時刻の表し方、方位の読み方を説明し、次に旧暦が記載された日めくりを使って、日付と月齢、今も日常で使われている暦注である六曜の巡り方を解説しました。
伏見親子

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