第6回目の講座が開催されました:「令和4年度 市民大学講座(専門課程)」NEWS & TOPICS
NEWS
2023年3月11日(土)、第6回目の講座が開催され、部田准教授による「外国語としての日本語を考える」の講義が行われました。
以下、部田准教授による内容報告
----------
日本語を外国語として捉え、その特徴を探る第2回目の講義では、日本語の文法に焦点を当てます。日本語における「主語」とは何か、「は」や「が」は何を表すのか。話し手自身の負の感情や感謝の気持ちを表す日本語特有の表現についてなど、日常の様々な言語現象を観察し、受講者自身の「言葉の使い方」を振り返りながら日本語の特徴を確認していきます。さらに、学習者にとって、文法学習の最初の壁ともなる助詞(格助詞)についても触れます。実際にあった学習者の誤用や疑問を提示し、それらに的確な回答を与えるために必要な文法知識を身に付けます。
(部田和美)