第7回目の講義が開催されました:「令和3年度 市民大学講座(専門課程)」NEWS & TOPICS
NEWS市川 遥夏
3月19日(土)に第7回市民大学講座(専門課程)が開催され、本学 市川 遥夏教授による「生活・健康に活かすアロマテラピー」の講義が行われました。
以下、市川教授による内容報告
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アロマテラピーは古代より、医療や治療薬にかかわってきた。そして、COVID-19による心の不安やストレス、抑うつなどになりやすくなるのが現状では、精油を用いた自然療法の需要がこの2年間で急激に増加しています。
そこで、今回の講義はアロマテラピーの基礎を理解し、アロマテラピーのメカニズムや身体に及ぼす効果について扱いました。アロマテラピーの定義とその由来について紹介し、アロマテラピーにおいて、嗜好香りの情報が大脳辺縁系・視床下部に伝わると、自律神経の働きを調節する視床下部の機能を整い、生体恒常性を維持することに役に立ち、また、精油は抗ウイルス作用、抗菌作用、免疫賦活作用などがあり、健康増進にも役立つことを紹介しました。そして、各精油を持つ作用や身体に及ぼす効果について説明し、それぞれの用途に合った精油を選ぶときの参考になれば幸いです。
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▲アロマテラピーの精油を入れた手作りバスボム