第5回市民大学講座(専門課程)開催されましたNEWS & TOPICS

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1/25(土)に第5回市民大学講座(専門課程)が開催され、田島准教授による「移民の言葉に触れよう ペルシア語(=ダリー語)講座①~新しい隣人との共生のために~」の講義が行われました。


以下、田島准教授による内容報告


西アジアには様々な言語がありますが、今回は、この地域で長く文化教養語として使われてきたペルシア語についてお話させていただきました。

ペルシア語は現在、イランを中心に、アフガニスタン、タジキスタンで公用語とされています。今でこそ母語として話す人の数が少ないマイナーな言葉ですが、かつてはユーラシア大陸の広い範囲で文章語として使われてきた歴史があります。柔らかい音が特徴で、古くから様々な民族が行き交う土地で培われてきたことから、文の構成は非常にシンプルで学びやすいと言われています。

ペルシア語の特徴や隣接する言語との相違点、イランの文化などについてお話したのち、実際にペルシア語での挨拶と自己紹介の表現について講義いたしました。

以上

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